金曜日の帰り道。
一日の用事を終えて、少し肩の力が抜けた時間に、ジョン・レジェンドの新しいアルバム『Muse』を聴いた。
意外だったのは、プロデューサーがファレル・ウィリアムスだったこと。けれど、聴き始めると、その意外さは心地よい驚きに変わっていく。
やっぱり、ビートがいい。グルーヴィーだ。
目次
変わらない声と、新しいリズム
ジョン・レジェンドの声には、昔から変わらない温かさがある。そこにファレルらしいリズムの感覚が重なると、音楽が軽やかに動き始める。
ソウルの深さを失わずに、グルーヴは新しい。懐かしさもあるのに、決して懐古的ではない。
派手な音が鳴っているから気分が上がるのではなく、ビートの置き方、音と音の間合いが自然に身体を揺らしてくれる。そんな聴き心地がある。
ファレルとの、新しい一枚
『Muse』は2026年10月23日発売。全16曲をファレル・ウィリアムスがプロデュースし、共同制作にも参加した。ゴスペルやクラシック・ソウル、ヒップホップなど、ブラック・ミュージックの豊かな流れが重なる作品だ。
20年以上の友情を経て、アルバム全編で本格的に組んだ二人。その組み合わせが、ジョンの声の魅力を少し違う角度から照らしている。
帰り道に、少しだけ心地よい余白を
こういう音楽を聴くと、改めて思う。
心地よい音楽は、気持ちを無理に変えようとしない。
ただ、自然に身体が揺れる。それだけで、いつもの帰り道が少し違った時間になる。
今日という日に、いい一枚と出会えた。そんな小さな喜びを、大切にしたい。
LISTEN
John Legend『Muse』をApple Musicで聴く
RELAKATSU — 零れ落ちた言葉を、掬いあげる。