秋の夜長に合う音楽。ナイトミュージックを聴こう!ピアノ編

前回は秋の夜長に合うナイトミュージック・ジャズ編を紹介しましたが、

今回も引き続き、秋の夜長に合う素敵な音楽をセレクトして紹介します。

今回は特にソロピアノ曲にフォーカスして、疲れ切って眠れない夜に安らぎをお届けします。

それでは、ナイトミュージックを聴こう!ピアノ編をどうぞ。

オススメのナイトミュージック ピアノ編

Bugge Wesseltoft / It’s Snowing My Piano

ノルウェーのピアニスト、ブッゲ・ヴェッセルトフトによる1997年に発表されたピアノ作品です。

メロディーが美しく、北欧の情景が目に浮かぶような叙情的な作品です。

包み込むようなピアノの響きが心の奥底まで染み渡ります。

オススメ曲

・In Dulce Jubilo


Glenn Gould / Brahms: 10 Intermezzi for Piano

カナダの天才ピアニスト、グレン・グールドによるブラームスの間奏曲集です。

グレン・グールドが弾くと同じ曲を弾いていても違う曲に聞こえてしまうと言われるくらい独創的であり個性的なピアニストです。

このブラームスの間奏曲集はグレン・グールドが遺した作品の中でも、とびきり美しい一枚です。

オススメ曲

・Intermezzo No.2 in B-Flat Minor, Op. 117



Bill Evans / The Solo Sessions, Vol. 2

ビルエヴァンスのピアノソロと言えばグラミー賞も受賞した「Alone」が有名ですが、こちらのThe Solo Sessionsのピアノソロの方が僕は好みです。

一音一音、丁寧かつ繊細に紡ぐピアノのメロディーとハーモニーが心を打ちます。

リアルタイムでリリースされず死後に未発表音源として世に出ましたが、隠れた傑作だと思っています。

オススメ曲

・I Loves You, Porgy



Myung-Whun Chung / Piano

世界的に有名な指揮者、チョンミョンフンが発表した初のピアノソロアルバムです。

誰もが耳にしたことがあるクラシックの名曲を優しく繊細なタッチで奏でます。

ECMレコードからのリリースですが、有名なピアノの小品ばかりですので、クラシック初心者の方にも楽しんでいただけると思います。

オススメ曲

・Traumerei



Ketil Bjornstad / Rainbow Sessions – New Edition

ノルウェーのピアニストでジャズ、クラシック、ニューエイジと幅広く作品を発表しています。

この作品はECMレコード作品の多くが録音されている名門レインボースタジオで行われたセッションを収録したアルバムです。

どの曲も親しみやすく、美しいメロディーと残響が素晴らしく、心を打ちます。

以前は3枚組でリリースされていたのですが、今年に4枚組となり、new editionとしてリリースされています。

全80曲ソロピアノという大ボリュームですが、是非どうぞ。

オススメ曲

・The Orphan Child


まとめ

ナイトミュージックを聴こう!ピアノ編はいかがでしたか?

静かな夜にピアノの響き…安らぎを感じることはできましたか?

今夜は穏やかに深い眠りに落ちていきましょう。